- 作者: 立花隆
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1985/07
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (54件) を見る
多くの宇宙飛行士の中では神は存在するらしい。しっくり来るのは積極的不可知論(だったかな)。無神論とは違う。
終盤はクラークみたいなSF的ビジョンだった。期待していたほど魅惑的なものではなかったのは自分がSF読みだからか。宇宙に出たいという気分が高まるだけ。宇宙に出なけりゃわからない。著者あとがきでも切望しているが、今の技術的経済的水準から予想して、自分もお金を積めば弾道飛行くらいはできても、月は無理だ。残念。
それにしても身につまされるのは、月に行っても後が悪かったオルドリン... お大事に。