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紙の動物園 ★★★★

SF

 

紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

 

 短編集の評価は難しいな。巻頭表題作がガツンと来てすげえと思ったけど、ちょっと中だるみ感あった。15編もあると質にバラつき感ある。チャンやイーガンだと外れ無しなのだが。よって★4。

テッド・チャンをリスペクトということで作風が似てるところもある。違いは、ものごころついてからの移民組だからか、中国の文化や歴史を深く取り込んでる感じ。既読だったが「もののあはれ」では日本についても詳しくネタにしてる。

訳者が一番好きと言う巻末の「良い狩りを」は、たしかにドライブ感あってすごい。きつねうどんと思ったら蒸しパンだったとは、うまいこと言うなあ。

あと、SF的にユニークな「結縄」。読後感のやたら重たい「文字占い師」。奇天烈な歴史改変「太平洋横断海底トンネル小史」。不死もの2作と「愛のアルゴリズム」あたり。

追記:芥川賞の又吉先生ご推薦で売れてるらしい。

(書きかけ)