天冥の標 4 機械じかけの子息たち ★★☆☆☆

前提として、著者の濡れ場描写(死語)が全く嗜好的に合わないと言うのが 1〜3巻の時点から有って、それが延々と500ページ以上続くのは辛かった。印象に残ったのは教授の朗読攻めと、軌道エレベータのゴミ山くらい。マージという概念も、オッサンマンガ週刊誌のネタみたいだし、描写も同様。270ページ付近、愛無くしてマージ可能という設定で一回脳が死んだ。代々木忠を(以下略
必要な描写というのはわかるんだけど、前半の300ページくらい話もあまり進まないし、ここ圧縮して中編にしたらかなり印象が違うと思う。全体の 6割過ぎたあたりで、ようやく天冥世界での位置づけが見えてくる。前巻から2年しか経ってなかった。