ようやく読了。
天冥の標IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと(ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 文庫
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正直、センスオブワンダーが無くちょっと残念。
以下ネタバレ
人間同士のアレコレは解決したらしい。楽観的だなあと思うけど、著者もあとがきで言ってるし、それはまあいいや。
I=VIII巻時点を起として、承転にあたるところ。PART1はまだしも世界の成り立ちを見せる冒険編だったけども、PART2はひたすら戦ってて何だかなという印象。みんなでがんばって和解に持ち込むんだけど...
SF的な何かが無い。強いて言えばラゴスくらい? IX巻の存在意義、あとがきも併せて、著者はどSだったのね、という。