SFが読みたい!第4位。
つくづく、わりと正確な順位だなあと思ったり。
ざっくり言えば超人モノで、主にWW2を戦うんだけど、色々不思議な味わい。
冒頭のリクルートされるまでは、抑制された語り口で、イギリスだし、カズオ・イシグロみたいと思ったり。
でもノルマンディ上陸作戦では、アメリカンヒーローものみたいな...
そして超人誕生のきっかけは、モダンな量子力学実験的なネタふり。からの究極のボーイミーツガールが中締め。(上巻最後)
最終的には、あとから思えば当然な再会、ロマンス。さらに三角関係(LGBT)もあり、恋愛小説だったかなー。
あと、時系列が妙に入り組んで、1930年代から2001、さらに現代と自在に動き回るのが印象的。
しかし、一人称複数の語り手は誰なのか。