相変わらず面白かった。変な小説シリーズ、まだ続くらしい。
2013海外SF 6位。
しかし... (以下ネタバレ)
前作はカテゴリーに迷ったが、今回は完全に変なSF一本。
『タイムマシン』に続き、今度は『宇宙戦争』+『遊星からの物体X』
第一部の変なひっかかりが最後に効いてた。一歩間違えたらただのバカSF。というかバカSFだが、妙に冗長なヴィクトリア朝っぽい語りと構成など筆力でゴリゴリ進む感じ。『宇宙消失』と類似のオチだと思うんだが、愛とか何とかグダグダ述べて、それも全部うっちゃる、みたいな。面白変な本。
それでもマリーはかっこよかった。