20世紀SF〈1〉★★★★★

20世紀SF〈1〉1940年代―星ねずみ (河出文庫)

20世紀SF〈1〉1940年代―星ねずみ (河出文庫)

図書館でお取り寄せ。
ブラウン、クラーク、アシモフハインラインブラッドベリは、それぞれ特徴を代表するような短編で、ふむふむと読み進み。特にブラッドベリは好きな作家ではなかったのだけど、収録作「万華鏡」は傑作。短編なら饒舌な心理描写も良く似合う。
そして『ぼくがカンガルーに出会った頃』で名前だけは知ってたC.L.ムーアの「美女ありき」に★5、ウィリアム・テンの「生きている家」にも唸ったところで延滞4日。この2作は、とても40年代に書かれたとは思えない新鮮さがあった。このシリーズでは著名翻訳家による新訳、改訳が多く、古い作品ほど新鮮な感じがする一因かも知れない。もっとも、先に読んだ<5>の'80年代は多くを同時代に読んでるというハンディもあるのだけど。
以上、半分読んだところで購入を決意、珍しいパターンw amazonでポチッと。
残りは後日追加予定。
(追記)
4/7納品。初めてメール便で来た。(文庫1冊買い自体初めてか)2000年の初版が来た。ロングテール...