読みたい6位。イスラエルSF短編集。
傑作ぞろい。だが他の作品を読みたいか基準だと悩む。
最後のほうの寓話っぽいので幾つか、ほとんど意味がわからなかった。
これは読解力の問題だが。
中国SFに比べると、イスラエルの基礎知識がそんなに身についてないので、読み解くのが大変なところがあった。
日本の刊行なら、習慣として「イスラエルSFの歴史」が巻末に来るのはわかるけども、オリジナルの並びで最初に目を通した方がよかったかも。
また、宇宙SFが無いということだが、科学系も少ない。
「可能性世界」「二分早く」面白かったけども。
印象に残ったといえばフェミニズム方面?で「スロー族」「完璧な娘」
「夜の似合う場所」など。