なんで書影ないの...
『エピローグ』と対をなす? 同時期に「文學界」に連載してたらしい。固有名詞は共通だったりするが。そもそも固有名詞、登場人物名を作るために12回中の第 1回を割いてたりする。
小説が自分で語りだす私小説とは、デビュー作に通じる。勝手に小説を作るプログラムの話なー。本書の途中で、文章のソフトウェア処理が頻繁に真面目に出てきて、結果の図もあって、博士論文の続きかな、みたいな。考察は随筆だけど。この辺りはSFの語彙に通じるとも言えるが、妙に生々しい。文芸の人は理解できたのだろうか。
読んでる途中にどんな話か聞かれて、とても一言で言えず、たしか内容を要約すると本体より長くなるみたいな話があったよな...
ほんとにGit-hubにあるのこれ? なんでKindle本ないの? ああ、出版社の関係でマイナーな電子本出てるのか。本書を読んだうえのネタとしか思えないw(Kindle出てた。)
大森望との対談はKindleで出てる。¥199なら買うかな。たしかに「文学とSFの狭間で」はあるかな。
(追記)
対談読んだ。
だいたい思ってたようなことを言ってた。
『プロローグ』刊行記念対談 円城塔×大森望「文学とSFの狭間で」【文春e-Books】
- 作者: 円城塔,大森望
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/01/29
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