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太陽・惑星 ★★★

SF

 円城塔が「才能」って言ってたから読んでみた。

太陽・惑星

太陽・惑星

 

 芥川賞候補ってことで、ちょっと構えてみたが、

読後塾考のすえ、これはSF成分多め、文学成分より同等以上とみた。円城塔も『道化師の蝶』で芥川賞だし、主流文学業界もSFを受け入れる土壌ができてきたのね。

 「太陽」は、冒頭1PがハードSF的な太陽の記述で、2Pからいきなりデリヘルの描写に... という時空間的・宇宙的視点の飛躍が持ち味みたいな。錬金術の話では寓話っぽいけど、グジャラート指数なる謎概念が結構肝で、笑える。

途中、かなり飛躍した部分は「惑星」で明かされる。(連続した時間軸とも限らないが)

肉の海。ソラリスの海が見る夢。

最高製品、最強人間、最終結論などの言語感覚は好きだな。こちらの方がSF度が高めか。

SFとして★3.5くらい。ちょっと微妙評価。