W杯予選リーグ 日本―コロンビア ● 1-4

いや~、コロンビアを甘く見ていたぜ。スコアまで8年前のブラジル戦と同じとは...

日本が圧倒していた前半、また前半終了間際の岡ちゃん同点弾など、後半開始までは期待感あった。

だが、後半からハメス・ロドリゲスとカルボネロ投入で流れ変わった。ここから2点目取るまでのコロンビア、本気プレイが凄かった。そして後は引き気味でカウンター狙い。こうなると日本は点が取れそうな感じしない、いつものパターン。狙い通りにカウンターから2点取られて終了。

コロンビアPK以外の3点は、そこそこ難しいシュートをきっちり決めるというワールドクラス標準の決定力をまたしても見せつけられた。ていうか2点取ったマルティネスはFCポルトの9番、ポルトガルリーグの2年連続得点王。ハメス・ロドリゲスASモナコの10番。バルデラマ2世と呼ばれ... 普通に凄かった。(あえて事前に調べてなかった)

さて、前回ベスト16の肝となったカウンター戦術を捨てて、4年間磨いてきたザックジャパンのパスサッカーは、W杯本番では通用しなかったことになる。だが、培ってきた組織サッカーはこれからも継続され、本番レベルでも徐々に通用していくようになっていくのか。次の監督が決まる前の期間は楽しみではある。

ギリシャが勝ち進んだことも興味深い。日本戦の引きこもりサッカーで勝点1を得たことが最後に活きた。さすがヨーロッパ選手権優勝国。コートジボアール戦もロスタイムにPKを得て勝ったらしい。

あのドログバを擁しお洒落サッカーを展開したコートジボアールが敗退。またしても決勝トーナメントを逃すとは、これぞワールドカップと言うべきか。

再度今後の話だが、コロンビアは置いといて比較的同レベルだったコートジボアールギリシャ。見習うべきはコートジボアールの組織サッカー(個も凄いが)、ギリシャの堅守、ギリシャの精神力などなど。こうして書くと組織サッカーってなるけど、クラブチームをベースにして代表作った方がいいんじゃないかとも思ったり。