パンツァークラウン フェイセズI ★★☆☆☆

全3巻のうち第1巻ということだが、正直、次を読む気がそんなにしなかったという。機会があれば読むと思うけど、是非次が読みたい!というほどでは無く、そういう感覚でのとりあえず★2。
最近読んだ『Gene Mapper』とえらく被るのは、現代のIT技術を外挿したような世界観。ハードウェア的にはGoogleグラスのコンタクトレンズ版みたいなものを基本にして、全ての情報を収集して計算して最適な行動をさせる、みたいなちゃん。ショッピングモールと犯罪者更生が二大産業というのが何かピンとこないが、これはまあいいや。
あと、強化外骨格の科学的考証が少ないのも、これはこれでいいんだけども。
じゃあ、何の話かと言う。アクションシーンも既視感あるし。いちおう3年前のできごとを探るのが軸みたいだけど、いまいち引きが弱い。なんか文句ばかりだが、あと2冊でどうなるかというのと、鳴り物入りで出てきて少し期待が大きすぎたかもしれない。
読書メーターでフライングしたら、II/IIIで面白くなるみたい。いつかは読む。)
追記:II読了。悪役の詳細を描いた中盤あたりで少し盛り上がったが、やっぱりそんなに面白くない。一応、最後まで読んでみる。( 9/27)