- 作者: 若島正
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2011/11/24
- メディア: 単行本
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第1部は短編でSF史を見ていく。
最初はウェルズ。いや、ウェルズは別格。アメリカのパルプ雑誌起源のSFは全てアレなのです。だそうです。だから最後はレム。
とはいえ、その他の作品群も、ワインボウムは知らないけど、ラヴクラフト、ブラッドベリ、ハインライン、スタージョン、ベスター、ディレイニー、ル・グィン、ディッシュ、ディックと、特色ある方々ばかり。全て一読したことある作家だけど、ディレイニーの紹介されてた作品「コロナ」は未読で、若島先生最愛の短編らしいので、記事は読まずに作品を読むことにした。『20世紀SF(3) 1960年代』
第2部は書籍の解説など色々。たぶん、初めて若島解説を読んだのは、20年近く前、ウォマックの『ヒーザーン』ということに気付いた。スラデック、プリーストも出てくる。
第3部はジーン・ウルフの読み方特集。いつかはナボコフも読まなくちゃなあ、と思う。