- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 単行本
- 購入: 61人 クリック: 1,937回
- この商品を含むブログ (209件) を見る
アズマンはデビューの頃から評論とか思想の人だと思っており。
読んでみようという気になったのは、やはり『NOVA2』。さらに『SFが読みたい!2011』第3位。
読んでみて、これはいい。
SF的には最初の3割くらいでかなり満腹。
固有名詞の極端に少ない作中で直接引用されるディック、村上春樹
やっぱりイーガンのイメージ。
読後感は純文学。★一つマイナスは、純文学だからこその気後れ感。
だからこの項目も永遠に書きかけのままかも。
後で、頭にいい人の書いた書評など探してみる。
細かいところで量子回路の詳細がサクッと流されてるところは少し気になるエンジニア脳。