芸術起業論

芸術起業論

芸術起業論

世界アート界の星、村上隆が芸術と企業精神について熱く語る。ネットではムラカミ批判が目立つけど、最低限この本くらいは読んでから意見すべきではないかな。読書メーターでも批判的なレビューが多かったので、あんまり読んでない。あ、言ってることが、ま逆...
自分は圧倒的に村上隆を推します。国際的なアートマーケットできちんと勝ってるから。買った道筋や考え方は異常なほどわかりやすい文章で、誤読の余地がないんじゃないかと思うくらい。英訳の時と同様に、数人のお抱えライターが議論して書いているんだと推測する。ところどころに悩みやボヤキも紛れ込んでおり、基本的には素直な人なんだと思う。
中村修二の本あたりと少々似た匂いがした。
うちの子がゲージュツカになりたいなどと言おうものなら、とりあえずこの本を読め、というつもり。