宇宙からの帰還

宇宙からの帰還 (中公文庫)

宇宙からの帰還 (中公文庫)

図書館で取り寄せ。
多くの宇宙飛行士の中では神は存在するらしい。しっくり来るのは積極的不可知論(だったかな)。無神論とは違う。
終盤はクラークみたいなSF的ビジョンだった。期待していたほど魅惑的なものではなかったのは自分がSF読みだからか。宇宙に出たいという気分が高まるだけ。宇宙に出なけりゃわからない。著者あとがきでも切望しているが、今の技術的経済的水準から予想して、自分もお金を積めば弾道飛行くらいはできても、月は無理だ。残念。
それにしても身につまされるのは、月に行っても後が悪かったオルドリン... お大事に。