アジアの岸辺 ★★★★☆

アジアの岸辺 (未来の文学)

アジアの岸辺 (未来の文学)

『SFが読みたい2006』6位。
初めて読んだディッシュの短編集。

内容(「MARC」データベースより)
最高に知的で最高に意地悪なSF作家、トマス・M・ディッシュの洗練された奇想と黒い笑いに満ちた短篇群を初集成。本邦初訳・幻の傑作「アジアの岸辺」等13篇を収録した日本オリジナル編集によるベスト・オブ・ディッシュ。

「降りる」「リスの檻」あたりがSF。
「犯ルの惑星」もSFだがジェンダーものとして濃すぎ。しかし訳者が女性とは。
「本を読んだ男」は自分のことのようで痛かった。
表題作は読み飛ばしてしまったけど、編者によれば最高傑作とのこと。そう言われるとそういう気もしてくるので再読したいところ。
文学っぽい作品が多く感想が書きづらい感じ。
図書館で借りた。68冊目。