週刊写真速報1月27日号より

以下、印象的な部分を引用。

業界の誰も撤退しかなかったのかと思うが、決断は下された 今の状況を乗り越えて、前に進むしか道はない 寸言

コニカミノルタがカメラも写真事業もやめる事態になってしまった。
(略)事業撤退の無念さを押し殺しながら得意先に応対する姿を見て胸が詰まる。KMの競合メーカーも「今は販売店の動揺を抑えることが最優先」と考え、KM系の店に営業をかけず「喪に服して」(複数の販社幹部)静かに事態を見守っている社が多い。
(略)「日本企業としてかつてない決断をした」(メーカー幹部)

コニカミノルタの写真事業撤退の報に小売店、関係者の声

(略)「さすがに全て撤退するとは思ってはいなかった」
(略)「まぁ、ホリエモンならいくら叩いても構わないけどさぁ、業界が暗いうえにますます暗くなりそうだから、この件についてはそれほど大きく扱わないでよ」(略)

私見

ライバルが「喪に服す」とは日本らしいと言うか何と言うか。ここ数年で業界自体が加速度的に縮小しているので、停滞感に浸りきっているようである。創業事業から撤退すること自体は「かつてない」ことはないと思うが、100年以上の歴史やブランドイメージを考慮すると、業界人は各々思うところがあるのだろう。
発表からしばらく経ってホリエモンはますます盛り上がっているが、このニュースは一般人は誰も気にしなくなったと思われる。
それにしても15年前には、少なくとも2020年までは生き残るとみていたのだが...